特定技能制度
特定技能制度について

特定技能制度とは?

登録支援機関に係る相関図

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中・小規模事業者をはじめとした人手不足により我が国の経済・社会基盤の持続可能性にも影響が出始めています。
そこで生産性向上や国内人材確保のための取り組みを実施してもなお人材の確保が困難な状況にある産業上の分野において、一定の専門性や技能を有し即戦力となる外国人を受入れていく仕組みを構築するために創設されたのが「特定技能制度」です。

外国人技能実習生との違い

制度の目的・背景

技能実習制度は技術移転を通した開発途上国への国際貢献、特定技能制度は国内の人材確保が必要な産業分野において、専門的スキルを持った外国人を受け入れることを目的としています。

就業可能な業種分野

現在、特定技能制度で受け入れ可能な業種は12業種あります。特定技能制度で受入可能な業種は技能実習制度よりも就労できる業務内容が幅広く用意されています。

在留期間

技能実習生は1号から3号を合わせると最大5年間日本に滞在可能です。特定技能外国人は2種類の在留資格があり、特定技能1号は最長5年、特定技能2号は更新し続けることで制限なく就労することができます。また特定技能2号になると本人の家族も一緒に日本で暮らすことも可能になります。

受入れ企業の声

株式会社エール様

株式会社エールの画像

・受け入れ実績
特定技能はまだ1人ですが、4月には現在 技能実習中の2人が特定技能に移行し3人になる予定です。
 
・会社全体・特定技能生の仕事内容
エールはマシニングセンター、NC旋盤、ワイヤーカット等の各種NC工作機を用い、部品一個からの機械加工、金属加工、試作製作から精密機械部品の製造、加工を業務としております。
マシニングセンターを使ったフライス加工、NC旋盤による丸物の旋盤加工等の切削加工、ワイヤーカットによる放電加工、また複数の機械を使った複合加工から、多くのニーズに対応出来る体制になっております。
加工可能な素材はステンレス、チタン、モリブデン等の難削材から、鉄、アルミ、真鍮、金、銀等の金属、樹脂、超硬まで幅広く対応しております。

・特定技能外国人受入れの所感
はじめは文化の違いなど不安でしたが、受け入れると全く違和感なく、仕事に従事してくれています。
本人たちの意欲や技術力は今では日本人と遜色なく弊社の柱として頑張ってくれています。
ただ、在留期限があったり、本国に家族がいる事情もあって、いずれはベトナムへ帰ってしまうということは考慮しなければならないのは残念なところです。

・日越の対応について
もう10年近くの付き合いになりますが、弊社と二人三脚でいろんなことによく対応してくださっています。
受け入れた方たちはみなやる気もあり、非常に勤勉ですが、人間との付き合いになりますので、
やはり問題が0というわけにはいきませんし、起こる問題も一概に解決できないものもあったりします。
そんな中で、根気強く問題に対応する日越交流センターの姿勢には助けられています。

株式会社仁科百貨店さま

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・受け入れ実績
当社での技能実習生の受入は、2007年4月から始まりました。今までで、中国97名・ベトナム107名・カンボジア25名の計229名が既に実習を終えて帰国され、現在は、技能実習生・特定技能生として中国16名・ベトナム39名・カンボジア29名の計84名が活躍しています。
 
・会社全体・特定技能生の仕事内容
当社は岡山県県南でフードバスケットという店名でスーパーマットを展開しています。スーパーマーケットの生命線とも言える生鮮食品を店内製造と工場製造とで分担しています。技能実習生等は工場での生鮮食品製造を担っていただいています。
外国人を受け入れた感想
文化の違いでとまどう場面はありましたが、受入から16年を経て、先輩から後輩へと仕事内容・生活習慣も伝承され、思いやる心をお互いに持ちあわせてきてるように感じています。面接にそれぞれの国に行きますが、帰国した実習生達が面接場所に訪ねてきてくれるのは嬉しいですね。

・日越の対応について
毎月、定例ミーティングで組合様と当社との相互理解を深めたり、問題点解決の提案を話し合ったりしています。中でも日越様の平ノ内理事長は、どんな課題にも向き合って下さいます。また実習生へのフォロー体制は実習生に寄り添って、実習生との信頼関係を築いていらっしゃると常々感じています。
これからも日越様との良好な関係のもとに、技能実習生・特定技能生の活躍を願っています。

外国人の声

K・SOVANDANY(岡山県・飲食料品製造業)

K・SOVANDANY(岡山県・飲食料品製造業)の画像

出身:カンボジア
来日:2018年10月

私は経験とお金のために日本に来ました。
今、岡山でそう菜を作る会社で働いています。
会社では仕事のやり方やルールなど勉強することが多いですが、何か分からなかったら同僚がいつでも教えてくれます。
それに、日本に来てから今まで何か問題があったとき、日越交流センターがいつも解決してくれました。

N.T.QUYNHさん(岡山県・飲食料品製造業)

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出身:ベトナム
来日:2017年10月

みなさん、こんにちは!
ベトナムから来たQUYNHと申します!
日本は美しく気候も良く、生活環境も清潔だと聞きました。
そしてとても発展しており、消費需要に対応するための若い労働力を必要としています。
そのため、私は自分の夢を叶える場所として日本を選びました😊

私はいま、食品加工の仕事を6年続けています。この仕事は、衛生面に関して非常に厳しいです。
私は専門的な環境で働いており、上司や同僚は私に直接、そしてとても具体的に仕事を教えてくれます。
また、監理団体も助けてくれるので、初めて日本に来る人も安心してください!
実際、日本で働いている期間中、私の監理団体、日越交流センターにとても親切に助けてもらいました!

これが私が6年間も日越とこの会社で頑張ってこられた大きな理由です!
日本はここ2年間、経済衰退の影響で苦しいですが、会社は頑張って給料を上げてくれたり、日越も補助をしてくれ、日本の政府も補助が必要な人たちに助けを広げてくれました!

私にとって!日本は豊かな生活を持ち家族も自分と同じような生活を送れるようになるという夢を叶えることを助けてくれる場所です!
ですので、みなさんやりたいことがあるのなら、ぜひやってみてください!
みなさんの成功を願います。