コラム
2024.03.07コラム
インドネシアの給与事情について
実習生の受入れがここ数年で急増しているインドネシアの国内給与事情について調べてみました。
まず、国の平均的な豊かさを表す一人当たりGDPについて…
日本では、33,854 US$に対して、インドネシアは4,798 US$
※最も実習生出身国として多いベトナムでは4,087 US$
※2022年IMF統計による
<注意>インドネシアは、地理的にはスマトラ、ジャワ、カリマンタン、スラウェシ、ニューギニアの 5つの大きな島と、小スンダ、マルクの両諸島から構成されています。その為、地域ごとのGDPの構成割合や、産業別構成比なども異なっています。
最低賃金、平均賃金も地域ごとに異なっています。
■平均賃金
City(都市) Average Monthly Salary(平均賃金)
ジャカルタ首都特別 13,800,000 IDR( 130,164 円 )
スラバヤ(東ジャワ州) 13,600,000 IDR( 128,277円 ) ※第二の都市
バンドン(西ジャワ州) 13,400,000 IDR( 126,391円 ) ※第四の都市
※1 ルピア=0.0094 円で計算
■最低賃金
ジャカルタ首都特別 5,067,381 IDR ( 47,127円 )
東ジャワ州 2,165,244 IDR ( 20,137円 )
中部ジャワ州 2,036,947 IDR ( 18,944円 )
西ジャワ州 2,057,495 IDR ( 19,135円 )
※2024年最低賃金 JETRO出典
インドネシア全体としては、平均月収 307万IDR、年収にすると3,990万IDR。日本円にすると月収29,000円、年収にすると約38万3,000円です。
※2022年インドネシア中央統計庁より