コラム

2024.04.05コラム
インドネシア人の名前について

 インドネシアは多様な民族がある国です。インドネシアに何千姓もの習慣があって、姓名をつける文化もあります。しかし、インドネシア人全員が姓を持っているわけではありません。

 ジャワ島出身の人は姓を持たない人が多いですが、バリ島やスマトラ島やカリマンタン島、スラワェシ島出身などの人は必ず姓を持っていて、そして、島によって民族も様々です。

姓がある名前は「名前」+「姓」の順番で付けられています。

例えば、SITUMORANG (スマトラ島、バタック族)       

    BENDANG (スマトラ島、ミナンカバウ族)

    MADE(バリ島、バリ族)

    MAMBO (スラワェシ島、ミナハサ族)などです。

 また、インドネシア人の名前は一般的に親の期待を反映しながら、子供が幸せになれる名前がよく使われています。例えば、SRI (稲の女神)、NUR (光)、SATRIA (ヒーロー)、RAHMAT (恵)などです。

 インドネシアはほとんどイスラム教なので、イスラム教が関係する名前を付けている人が圧倒的に多いです。例えば、MUHAMMAD (50%)、AHMAD (20%)です。最近はヨーロッパやアメリカや日本など外国人のような名前を使った子供が多くなりました。

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