コラム
2024.06.25コラム
ベトナム語について
ベトナム語はベトナムの公用語です。ベトナム人口の約85%を占めて、キン族の母語です。
歴史の流れにより、ベトナム語はいろいろ変化してきました。
大昔、中国からの支配の影響を受けて、長い間ベトナム語は漢字でしたが、10世紀ごろにベトナムでチュ・ノムが誕生されてベトナムの独自の漢字として使われていました。
その後、19世紀ごろにフランスの支配の影響を受けてローマ字表記が誕生されて、普及されました。そのローマ字表記は「チュ・クオック・グ」と呼ばれました。
1945年にベトナム独立してチュ・クオック・グは正式にベトナムの公用語となって、そして、29文字のローマ字で表記されています。
(29文字:a b, c, d, đ, e, ê, g, h, i, k, l, m, n, o, ô, ơ, p, q, e, s, t, u, ư, v, x, y)
ベトナムではもう漢字を使っていませんが中国語の影響はまだ残っています。ベトナム人の名前や地名等は漢越語がまだ使われています。