コラム
2024.12.23コラム
「転売についての注意喚起」
最近、メルカリなどの発達によって、個人間での物品売買が容易になり、海外の方々の間でも活発にこのような売買が行われています。
そこで付きまとってしまう問題が一つ、いわゆる「転売行為」です。
これは日本人の間でも、社会問題となってしまっていますが、「転売行為」がそもそも法律上グレーであるという認識があるために、手軽に儲けられる「財テク」として広まってしまっていることが原因の一つになります。
しかしそもそも、コンサートチケットなどのチケット類の転売行為は迷惑防止条例で禁じられています。
加えて、メルカリなどのネットオークションを商売目的で利用する場合は「古物商」の営業許可が必要になり、違反すれば、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が課されます。
つまり、「転売行為」はほとんどの場合、明確に犯罪にあたるものがほとんどです。
もちろん、自分で使っていたものが不要になったので出品する程度なら問題がありませんが、欲をかいてしまい、お金を稼ぐためにこういった行為に手を染めてしまえば、取り返しのつかない事態になりかねません。
海外の方は、資格外活動を許可なく行っており、悪質な入管法違反とみなされかねません。
現在、転売行為による逮捕件数も増加しています。
決して気軽に手を染めていい行為ではないことを今一度認識してもらえれば幸いです。