コラム

2025.06.12コラム
ベトナムの古都「フエ」

フエはベトナム中部のトゥア・ティエン・フエ省にある市です。
ここはベトナム分裂時代に約3世紀にわたり3つの王朝の首都が置かれました。1993年にベトナム初の世界文化遺産に登録されたグエン(阮)朝の王宮・帝陵や寺院などの建築物群があり、現在では国内で有名な観光地となり多くの観光客が訪れています。

フエの位置及び気候
・位置
フエはベトナムの中部の真ん中にあります。
ハノイから南に約700km、ホーチミンから北に約1000km、フエの東は南シナ海、北はクアンチ省、南はクアンナム省(ダナン)、西はラオスに接しています。 
・気候
ベトナムは熱帯モンスーン気候帯ですので、その影響でフエは4つの季節もあり、乾季(2月~9月)と雨季(10月~1月)もあります。
乾季は気温・湿気が高いです。
最も暑くなる6~8月頃には月間最高気温が34℃となり、日によっては38℃から40℃まで上がる日もあります。

ベトナムの古都「フエ」の投稿画像02

フエの有名な観光地
・グエン朝王宮
ベトナム最後のグエン王朝は1802年から1945年までの143年間の長きにわたり存在し、フエはその首都として選ばれました。
王宮は周囲2.5km(南北604m、東西620m)の城壁に囲まれ、約3.6 ㎢の広大な敷地内には、宮廷文化を今に伝える建築物が残っていますが、フランス、アメリカとの戦争により多く壊されています。
現在は修復が進み多くの建築物が往事の姿を見せてくれます。 

ベトナムの古都「フエ」の投稿画像03

・皇帝の帝陵
帝陵とはグエン朝歴代皇帝の陵墓のことで、皇帝の死生観などが映し出され、当時の王朝の様子や皇帝の性格を垣間見ることが出来ます。
帝陵は13代まで続きましたが、戦争により破壊されました。
その内の3つの帝陵が、元々の形ですべて残っています。

ベトナムの古都「フエ」の投稿画像04

フエには他にもお寺や庭園が多く、市の中心をフオン川が流れ、市内を南北に分けています。
北には王朝の宮殿があり、建物の高さは11メートルまでに制限され、静かで古い町と言えます。
一方、南は現代的な街で、賑やかで高層ビルなどがあります。
また国際空港、ベトナム南北につながる鉄道、国道があり、交通が便利です。
食べ物が美味しく、ブンボーフエに代表される郷土料理が有名です。
ぜひ観光にいらしてください。