お知らせ

2025.01.06お知らせ
【お知らせ】入国前の結核スクリーニング検査

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

新年一発目の記事からですが、いくつかの国において、日本へ向けての出国前の手続きが追加されることとなりました。

具体的には、日本入国後に結核と診断されることの多い外国人の出身国は、出国前の在留資格認定証明書交付申請で結核の非発病証明書の提出が必要になります。
対象国:フィリピン、ネパール:2025年6月23日以降の在留資格認定証明書交付申請
ベトナム:2025年9月1日以降の在留資格認定証明書交付申請
インドネシア、ミャンマー、中国:未定

カンボジアも罹患者が多い印象でしたが、対象国ではないですね。
日本政府が指定した現地の医療機関で検査を受け、感染・発病がなければ証明書は即日発行されるとのこと。
ただし、有効期限は6ヶ月となるので、面接直前に受診をし検査で陰性を証明できた人のみ面接参加、合格後は急いで出国準備をする…。
もしくは、面接前に受診をし、申請直前にももう一度検査を受ける2段構えにするかでしょうか。
金額や費用負担(受入れ機関・本人が負担?)もどうなるのでしょうか。
制度として負担者が指定されるのか、それとも個別相談か。
現地の医療機関というのも、どの地域でどのくらいの機関が指定されるのか、送出し機関や面接希望者の出身地によっては、受診そのものがかなりの負担になるかもしれません。

国によってはもう半年後から開始されますので、準備が必要になって来るかと思います。
現地の送出し機関とも情報共有をし、協力して出国&入国の準備が必要になってきます。

厚労省入国前結核スクリーニング案内

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